NECが20KVAラックのDC開始

http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20140124_632157.html

床荷重は1.5t/平方メートル、定格電力は20kVA/ラック

高集積サーバを複数詰め込むことを想定しているんだろうか。都内DCが古いところで2~4KVA、新しいDCが6~8KVAなので、20KVA/ラックは遥か上をいっている。

もう一つ着目すべき特徴がある。

ハウジングサービスも提供可能なハイブリッドデータセンターだ。クラウドとハウジングの一体運用を実現することで、システム全体での効率性や運用負荷の軽減といったメリットを提供できる。

パブリッククラウド利用を前提とした思想。これで国内複数DC拠点を前提としたつくりになると、Softlayer・Datapipe・Rackspaceといった海外事業者に追いついていくことになる。NECがこの思想で優位に立てる点があるとしたらサーバ製造業者でもあることか?HPと同じく自社構築サーバをDC用に立て付けられたり開発できる体制が作れれば、面白くなるかもしれない。聞いた感じ、縦割りでとても無理そうらしいけど、何かが起きればいいなと思う。