かつてのニフティクラウドで障害継続中
ニフティクラウドがブランド変更してニフクラとなって数ヶ月。さくらと同様にニフクラでもオブジェクトストレージ障害が発生中。
1月19日 発生
1月21日 障害復旧不可の判断
1月28日 修正パッチによるリカバリーを開始
2月17日時点 継続中
詳細:
採用製品
Cephベースの富士通製品ですね。前はCloudianだったと思ったのだけど、コストと性能問題で切り替えたと聞いたことがある。Cloudianも最近は性能問題をかなり改善したようなのだけど、価格は厳しい感じ。
ニフティ株式会社様 導入事例
インターネット社会の可能性を切り開いてきたニフティ。同社はIoT時代のニーズに応えるべく、2016年6月29日から容量無制限、GB単価5円の「ニフティクラウド オブジェクトストレージ」のサービスを開始しました。サービスの基盤にはOSSの分散ストレージ技術Ceph採用のETERNUS CD10000 S2を導入。CephのCRUSHアルゴリズムやイレージャーコーディング(注1)により安定性や可用性の向上を図るとともに、Cephコミュニティに貢献する富士通からの情報提供もサービス強化に活かしています。またニフティクラウドのサービス基盤への利用などETERNUS CD10000 S2の活用領域を拡大することで投資対効果を高め、圧倒的な低価格を実現しています。
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/eternus/casestudies/0870/
発生原因を推測
さくらのオブジェクトストレージ障害がありましたが、あれは大容量データを放り込んできたユーザーがいて、その対応に追われている中で障害が発生していました。
このときと同様にニフクラにも大量のデータを投入してきたユーザーに対処しきれなかったのかなーと。そう考えると、止まったり遅かったりしながらも、決定的な長期停止無しに提供し続けているAmazonS3がどれだけすごいのか分かりますね。
ニフクラの中の人たち、生きているだろうか!?